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深海絵画展

深海好きが集まって、恵比寿のギャラリーに深海の絵を飾るイベント「深海絵画展」。その展示作品を紹介していきます。

B級ホラー的なチョウチンアンコウの肖像画

 f:id:shinkaikaiga:20161218170249j:image深海魚といえばチョウチンアンコウ。今回の展覧会のキービジュアルもチョウチンアンコウになっております。

突然ですが、私たちが深海生物に期待する事リストを思いつくまま並べてみました。

  • 真っ暗闇への好奇心。怖いけどちょっと見てみたい感
  • 予想以上のグロさ
  • 見るんじゃなかった感
  • 謎の無駄なデザイン
  • 特殊能力
  • よく見ていたら可愛い気がする要素
  • いや、よく見るとやっぱ無理か感

この一言では言い表せない感情をフルコンプリートで味あわせてくれるのがチョウチンアンコウの良いところだと思います。

 

構想

今回の絵は魚を描くというよりは人の肖像画みたいにしようと思いました。

イメージはレンブラントみたいにしたかったので、顔に斜めに光をあてるレンブラントライトを使います。

 

レンブラント NBS-J (タッシェン・ニューベーシック・アートシリーズ)

 ↑

こんな感じ

このライトは顔の立体感がいい感じに出て、普通のおっさんでも偉人っぽくなる魔法のライト。

これならチョウチンアンコウの精神性が遺憾なく表現される事でしょう!

 

銅版画

まずエッチング。グロテスクさを表現するために線を重ねていきます。

f:id:shinkaikaiga:20161218172549j:image

銅版画はフィルムみたいなのを針で削るように描いていきます。

グロいものを描いていると不思議とハイになる感覚を味わえます。

 

完成

f:id:shinkaikaiga:20161215011451j:imageチョウチンアンコウ肖像画」銅版画、9cm×16cm

完成版がこちら。

精神性どこいった!

うん、レンブラントっていうかB級ホラー映画のパッケージって感じ。

これはこれで良し

 

背景部分の漆黒はベルソーというノコギリみたいなのを細かく刻んで面を作ってます。

銅版画特有の漆黒表現で、現物は驚くほどに黒く見えます。

作ってる最中はあまりに手間がかかるので、「二度とベルソーなんてやるものか」と思っていましたが、刷ってみてあまりの黒の凄さに、「またやってもいいかな」と思っています。

  

展覧会情報

この作品が展示される「深海絵画展」詳細は以下の通りです。ぜひご来場ください。

開催期間: 2017年4月25日(火)〜4月30日(日)
開場時間:11:00〜19:00(最終日17:00まで。15:00〜17:00はクロージングパーティー)
会場:弘重ギャラリー | 東京都恵比寿6分。天井高3mの本格的ギャラリー
住所:東京都渋谷区恵比寿2丁目10番3号 ART CUBE EBIS B1F
入場無料

 

アーティスト情報

このアーティストの他の作品は以下のサイトにあります。

shojichiaki portfolio – 油絵、銅版画、写真